ごあいさつ

横浜ワイズメンズクラブのホームページをよくお開きくださいました。ご興味をお示しいただきましたことに心より感謝し、歓迎いたします。

横浜クラブもこのサイトを通じて最新の活動状況をご紹介することにしております。このサイトをご覧いただくことによって、横浜クラブが、素晴らしい仲間たちとの交流、新しい仲間たちとの出会いの場を提供しているかをご理解いただき、仲間に加わりたいというご興味をお示しいただければ誠に幸いです。

尚、国際的な広がりを持つワイズメンズクラブについて更に、お知りになりたい場合には、是非ともワイズメンズクラブ国際協会東日本区のサイト:https://ys-east.or.jpにリンクしていただきたいと存じます。又、横浜クラブのブリテン(月報)をご覧になりたい場合には:本ページの【会報誌ブリテン】の欄をお開きください。毎年1月号のブリテンでは、各メンバーが今年の抱負を語っております。

一人でも多くの読者の方々が私どもの運動に賛同しメンバーとして加わってくださいますことを切に祈ります。

第11 回日本語スピーチコンテスト報告

横浜YMCA カレッジグループが主催し、横浜クラブと厚木クラブが共催する、「第11 回日本語スピーチコンテスト」が 8 月30 日(金)午前10 時から行われた。会場は、横浜中央 YMCA9 階チャペルだが、学生たちは、教室でオンライン視聴とのことで、会場には、審査員、ワイズメン、発表者の親族など関係者、YCJ サポーター、ゲストなどが集まった。

開会にあたり、当クラブ古田会長、佐竹YMCA 総主事があいさつ。古田会長からは、言葉を学ぶことはその言葉が持っている文化を学ぶことであり、自国の文化を見直すことにもなると話され、佐竹総主事からは、横浜YMCA 私たちの使命から、共に助け合っていく世界を築く人になれるよう励ましの言葉があった。続いて、審査員4名の紹介。当クラブの古賀健一郎ワイズ、厚木クラブ会長の佐藤節子ワイズ、神奈川県青年国際交流機構副会長の林恵子さん、YCJ サポーターの渡辺伸二さんが紹介された。審査委員長の予定だった恵泉女学園大学人文学部教授の秋元美晴さん(当クラブ)は突然の病のため欠席となった。審査の方法の説明の後、早速スピーチの開始。

今回のスピーカーは、関内の横浜YMCA 学院専門学校から5名、厚木のYMCA 健康福祉専門学校から5 名の10 人で、国籍

(地域)別では、ミャンマー3 名、スリランカ2 名、中国2名、韓国、フィリピン、カナダ各1名だった。全員が1 年ほどの短い滞日期間にもかかわらず、流暢な日本語で、人生観や日本での生活における喜びや課題について、それぞれの視点で述べてくれた。質問にも的確に答えており、日本語力がしっかりとしていることがよく見て取れた。スピーチの後、審査員を代表して古賀ワイズから、厳しい環境のなか挑戦された各スピーカーにねぎらいと励ましの言葉が贈られた。佐

藤節子厚木クラブ会長の閉会挨拶で11 時50 分閉会した。その後、12 時過ぎから、スピーカーとワイズメンら会場

参加者との交流の時が持たれ、そこで、成績発表があった。優勝は、YMCA 健康福祉専門学校にスリランカからきている、コッテ アチャリゲ チャモディ ダヌッダラ ドダンデニヤさん、テーマ「一人暮らし」であった。家族を離れ、日本で一人暮らしをする中で、寂しさを乗り越え自信が出てきて人前でも話せるように成長したとの内容であった。賞状と副賞2 万円が古田横浜クラブ会長から贈呈された。そのほか、参加者全員に賞状と副賞が贈呈され、和やかに懇談して午後 1 時閉会した。

2024年度 横浜クラブ役員・事業委員

【クラブ役員】
会 長                          古田 和彦
副会長                       秋元 美晴
書記                           古賀 健一郎
会計                            大髙 治
監事・ファンド        松島 美一
直前会長                    古賀 健一郎
【クラブ事業委員】
地域奉仕事業    齋藤 宙也
国際・交流事業   秋元    美晴
会員増強事業    古田 和彦
ユース事業     古賀 健一郎
ブリテン             伊藤 誠彦
クラブ担当主事   立花 明美
***********************************************************************
部ユース事業主査 古賀 健一郎

横浜クラブの今後の予定

(1) 横浜・厚木・金沢八景クラブ合同 納涼例会

日時:8月22日(木) ) 18:00~20:00
場所 :   CAFE de la PRESSE カフェドゥラプレス

(2) 日本語スピーチコンテスト

日時:8月30日(金) ) 10:00~12:00
場所 :   横浜中央YMCAチャペルとオンライン

(下記ご参照下さい)
横浜YMCA専門学校第11回日本語スピーチコンテスト

(3) 横浜クラブ9月例会

日時:9月12日(木) ) 18:30~20:30
場所 :   横浜中央YMCAチャペルとオンライン
卓話者 山本俊正さん(日本YMCA同盟会長)

横浜クラブ入会式(横浜クラブ2024年4月例会にて)

日 時 :4月11 日(木)18:30~20 : 00

場 所 :横浜YMCA802教室+Zoom

例会は、秋元ワイズの司会により定刻に開始。古田会長の開会点鐘、挨拶に続いて、ワイズ信条唱和。古田ワイズによる今月の聖句朗読とお祈り。 ゲスト・ビジターの紹介。

今回の例会において、クラブ入会式を大きな喜びをもって挙行した。

【横浜クラブ入会式】

(1) 入会者: クロタカ マークさん、クロタカ 明美さん

★クロタカ マークさんとクロタカ 明美さんは、2023 年8 月の納涼例会に大髙さんのご紹介でゲストとしてご出席くださいました。クロタカ マークさんは大髙さんがアメリカ駐在中に担当していた仕事を繋いだ後任者でもあります。                                      現在は愛犬とともに大船にお住まいです。

(2)入会式

①立会人は、鈴木茂ワイズ(横浜つづき次期会長、横浜YMCA 常議員会議長)、今城高之ワイズ(横浜つづき会長)、佐藤節子ワイズ(湘南・沖縄部会員増強事業主査、厚木クラブ会長)にお願いしました。

②古田会長が「ワイズメンズクラブ国際 協会 入会式・式文」を朗読しました。 ➂クロタカ マークさんとクロタカ 明美さんは、ワイズの入会式・式文に示された目的と意義を認め、この目的のために誠実に奉仕し、積極的に献身されることに、同意する旨の意志を表明されました。 ④国際協会ワイズメンズクラブを代表して心からお二人の入会を歓迎し、ワイズバッジが佐藤ワイズより付与され、お二人の入会を承認いたしました。⑤古田会長より記念品の贈呈。⑥入会者の挨拶。《クロタカ マークワイズとクロタカ 明美ワイズ》「以前からボランティア活動をしたいと思っていたので、横浜クラブの会員になれて皆さんと活動できるようになり、うれしい」⑦古田会長の挨拶で入会式を終えました。

(宣誓するクロタカ マークさん、明美さん)

2023年度 横浜YMCA 会員大会 ~ピースフォーラム~

2月12日(月・休日)に2023年度横浜YMCA会員大会~ピ-スフォーラム~が、湘南とつかYMCAを会場とし、ハイブリットで10時から開催された。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          開会礼拝では、古賀会員事業委員長のお祈りにつづき、工藤横浜YMCA理事長の挨拶があった。
次いで、特別講演が行われた。
講師は恵泉女学園大学教授であり、著名な写真家・ノンフィクション作家でもある桃井和馬氏で、演題は「「戦争」・「平和」・「未来」の作り方~ウクライナ戦争からパレスチナ・イスラエル戦争、そして地球環境を考える~」であった。全体は4章からなり、
第1章「未来への教育」では、コンゴ、フィリピン、ハイチなどの惨状が紹介され、マニュアルのない、これからの世界には、自分の頭で考え、自分の足で歩くことができる本物の知恵が重要であり、そのためには教育がもっとも効率的な未来への投資であると話された。
第2章「火に油を注ぐ」では、戦争の原因は「火に油を注ぐ」ことであるとし、土地(領土)・食糧・水・資源のようにお金になるものが「火」で、これに「油」である民族、国家、宗教が注がれることにより戦争が起こるという。第2章の例として、
第3章では「ウクライナとパレスチナ」が取り上げられた。ウクライナには、「火」である食糧・資源・不凍港・地政学的な要衝がある。パレスチナは『旧約聖書』では約束の地であり、カナンと呼ばれた地で「乳と蜜の流れる地」である。パレスチナは人類にとっても、歴史の中の大国にとっても交易の要衝であり、また、水もある。これが「火」である。「油」である民族・国家、宗教は「火」をもとめ、戦争が起こる。「火」は地球環境と密接に関係している。
最終章「世界へ、地球へ、未来へ!」では、16歳の少女グレタさんの国連への訴えが、ビデオで紹介された。また、SDGsで最も大切なのは、ウェディングケーキモデルの環境であるが、いまこそ無限に拡大する人間の欲望を制御する「本物の知恵」が必要な時代を迎えており、私たち大人は若者に何を伝えていくのか、それは「教育」であると主張された。最後に2020年4月のパンデミックの中でAndrea Bocelli氏がミラノのドーモの前で歌ったAmazing Graceが流れされた。合間には、人の姿がほとんどない世界14の都市の映像が流された。まさしく「横浜YMCA会員大会-ピースフォーラム-」にふさわしいご講演であった。
世界140か国以上の紛争地や共生の場を取材し、たくさんの風景をカメラで撮ってきた桃井氏でなければ語れない素晴らしい講演であった。質疑応答の時間があまりなかったが「YMCAに期待することは何か」という質問に「若者を育てることである」という回答が桃井氏からあった。
講演の後、広島ピースキャンプについて、YMCA山手台学童クラブとYMCA東かながわ放課後児童クラブの6人の小学生から平和祈念館などの見学をし、平和について考えたことの報告があった。続いて、ウクライナ・能登半島地震支援報告、YMCA維持会員のご案内があり、最後に佐竹総主事から桃井氏のご講演の感想と感謝の言葉が述べられ、「横浜YMCA-私たちの使命-」を会場の皆さんで交読し、終了した。大変充実したひとときであった。

『横浜クラブのメンバーによる新年の抱負』(横浜クラブ 会報誌『ブリテン』1月号より)

横浜クラブのメンバーによる新年の抱負を掲載した『ブリテン』1月号をぜひご覧ください。新しい年の始まりにあたり、メンバー一人ひとりがどのような目標や希望を抱いているのか、その思いをお読みいただけます。

⇒ 横浜クラブブリテン2024年1月号

2023 年度横浜YMCAクリスマス礼拝

2023年度の横浜YMCAクリスマス礼拝は、12 月16 日(土)の13時30分から日本キリスト教団横浜指路教会で開催されました。会員事業委員の千葉裕子さんの司会のもと、一部は礼拝で、二部はハンドベルによるクリスマス演奏が行われました。ハイブリッドで行われたためYouTubeでも参加する方もいらっしゃいました。
礼拝は、前奏、招詞につづき、横浜YMCA混声合唱団による讃美歌264 番「きよしこのよる」の1番が賛美され、2、3番は全員で賛美しました。『聖書』ヨハネによる福音書15章11節から17節が拝読され、                                              クリスマスメッセージを「わたしはあなたがたを友と呼ぶ」と題して、横浜指路教会の藤掛順一牧師からいただきました。
藤掛牧師は、≪クリスマスは神がわたくしたちの友となってくれたことを喜び、祝う日である≫とし、イエス・キリストが弟子たちに神の愛と意志を伝え、弟子たちはもはや「僕(しもべ)」ではなく神と「友」として関わることを選んだ日だと説明しています。そして、「神は私たちを愛し、友として迎え入れた。イエス・キリストの誕生は、その愛を伝えるためのもの」だと強調しました。また、イエスが私たちのために命を捧げたことに触れ、「友のために命を捨てることほど大きな愛はない」という聖書の言葉を引用し、さらに「私があなたたちを愛したように、互いに愛し合いなさい」という教えを通して、私たちもその愛に応え、互いに愛し合うべきだと述べました。
藤掛牧師は、YMCAの活動の基本精神がキリストの「愛と奉仕の精神」にあるとし、キリストが私たちを愛し、友として迎え入れた愛に応え、私たちも愛と奉仕の生き方を目指すべきだとも述べています。同牧師は新たにYMCAの職員となる人たちに対し、神の愛に応え、互いに愛し合うことで、YMCAでの仕事が有意義で喜びに満ちたものになるように励ましました。最後に、神の愛を信頼し、その導きの下で働くことの重要性を強調しました。
続いて、祈祷、献金、讃美歌、祝祷、後奏で礼拝は終了しました。
なお、当日のクリスマス礼拝に捧げられた国際・地域協力募金は、「ともに分かち合う募金」としても知られていますが、横浜YMCA国際事業委員会委員長の岡戸良子氏からこの献金への感謝と使途についてメッセージがありました。司会者より来年度から共に働くYMCA新入職員の紹介があり、また、2月12日に行われる会員大会―ピースフォーラム―のお知らせがありました。最後に横浜YMCA佐竹博総主事より、横浜指路教会と横浜YMCAとの長きにわたる関係と、同教会への心からの感謝の挨拶がありました。
第二部は、横浜YMCA Port Friendsによるハンドベル演奏があり、心かよう天使の響きを聞かせていただきました。

横浜中央YMCAウエルカムフェスタ

横浜中央YMCAウエルカムフェスタが2023年11月23日(木・祝)久しぶりに、全館を挙げて開催されました。昨年は、コロナ感染症がやや収まったため地下鉄関内駅近くの空き地を利用して開催する予定でしたが、あいにくの天候のためこじんまりと中央YMCAの1階ロビーで行われましたので、全館挙げて、すべての部門が本格的に開催するのは、2019年以来となりました。

わがクラブは、従来通り、バザーの担当です。前日の22日(水)、会場準備、値付け作業のため、14時に606教室に集合、机で売り物を載せる台をまず整え、集められた寄贈品を仕分けし、値付けを行いました。寄贈品は例年より少ない感じでしたが、18時までかけて、丁寧に、仕訳・値段付けを行いました。

<22日の仕訳、値付け作業風景>

23日、10時開始ですので、9時半に集合、持ち場など再確認して開始に望みました。10時、一挙に大勢の来場者があり、1時間ほど天手古舞で販売しました。その後は、ボチボチ、物品も少なくなってきましたが、残りをよく見直して、山盛りの物品の中から、めぼしいものを見つけ出し、再値付けをして販売に努めました。売上目標を開始前は10万円としましたが、ほぼ主要物品が売り終わった時点でまだ3万円ほどだったので、目標額を5万円に修正、丁寧な物品の見直しの成果があり、最終的には64450円となりました。14時終了して、残りの物品をまとめ、搬出。さらに、今年は、15時半体育館に集合し、すべての部門の活動・売上げ報告会がありました。部門としては、わがワイズの売り上げが一番でした。

今年は、私たちワイズの外にスタッフ等の手伝いはなく、22日には、留学生のラグールさん、23日は同じく、外国人留学生の3名が応援してくれました。開催の際、昼休みは交代で取り、留学生が売っている水餃子やホットドックを食べたり、ほかの活動を見たりしました。何処も元気に楽しんで活動していました。

参加のワイズメンは、両日とも、秋元、大髙メン・メネ、古賀メン・メネ、古田メン・メネでした。気持ちの良い秋晴れの2日間、爽やかな汗を流した楽しいひと時でした。

第27回湘南・沖縄部 部大会

第27回湘南・沖縄部 部大会は、2023年10月25日(土)14時~16時 、会場 湘南とつかYMCA+オンライン(ZOOM併用)にて、3部構成にて開催された。

【第一部】講演 14:00~15:00

「ウクライナおよびウクライナからの避難民への支援活動」

①     講師紹介:黒川勝湘南・沖縄部部長

本講演「ウクライナおよびウクライナからの避難民への支援活動」では、オデーサ出身のコヴァリエヴスカ ナタリアさんが講師として招かれた。彼女は、横浜市国際局でウクライナ支援コーディネーターを務めている。この講演は、黒川勝湘南・沖縄部部長の尽力により実現した。黒川部長は、横浜市国際交流協会のウクライナカフェ「ドゥルーズィ」を訪問し、ナタリアさんから詳細な説明を受けた。この経験を基に、今回の部大会で横浜市とウクライナ、特にオデーサとの関係や現状についての講演を依頼し、ナタリアさんは快諾された。

② 講演内容

講師:コヴァリエヴスカ ナタリアさん

略歴:オデーサ国立経済大学卒業後、会計および新規プロジェクト管理に従事。10年前に日本へ来日し、現在は横浜市国際局でウクライナ支援コーディネーターとして活動。

職務内容:ウクライナ現地情報の横浜市への報告、両国メディア対応、避難民支援、横浜市とウクライナ大使館間の連絡・調整、交流カフェ「ドゥルーズィ」とウクライナ支援団体との連携など。

講演では、これらの職務内容に基づく映像資料を交えた説明が行われた。

★ 横浜市とオデーサ市は1965年から姉妹都市関係にあり、過去には東日本大震災時にオデーサ市が横浜市を通じて被災地に寄付した。2021年には廃棄物管理や上下水道分野での技術協力プロジェクトが始まった。しかし、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻直後、横浜市長は非難声明を発表し、市庁舎と全区役所に募金箱を設置した。YMCAは避難民の日本での生活開始を支援した。

横浜市は「オール横浜支援パッケージ」を設立し、現在横浜市内には77世帯127人のウクライナ避難民が滞在している。

★ 交流カフェ「ドゥルーズィ」(友達を意味する)は、避難民同士、また横浜市在住のウクライナ人との交流の場として機能しており、就職説明会、個別面談、支援相談窓口を提供する。また、日本語学習のサポートも行っている。

★ 横浜市は緊急支援として移動式浄水装置をオデ―サ市に提供した。これにより、水道施設が停止した場合でも市民の飲料水の確保が可能になる。加えて、厳しい冬に備えて防寒服なども提供した。

★ 講演中、ウクライナからの感謝のビデオメッセージ「横浜市の皆さん、深く感謝しています」が会場で視聴された。

★ 今年3月、オデーサ市長が来日し、横浜市とオデーサ市は復興・復旧を目的とした技術協力に関する覚書を締結した。これにより、さらなる支援に向けた協議が進行中である。

★ ウクライナ市民からの声として、8月14日にロシア軍による大規模なミサイル攻撃があったこと、その影響で銀行、幼稚園などが被害を受けたこと、最近は発電所への攻撃があり、

今年の冬に電気や水が使えなくなることへの大きな不安が伝えられた。

★ ウクライナの子どもたちからの声として、空襲警報による勉強の中断、電気が使える間に勉強しなければならない状況、歴史的な建物や教会、幼稚園などへの攻撃による心の傷が語られた。

【第二部】部大会15:00~15:30

開会点鐘・挨拶 黒川勝部長

聖書朗読(マタイによる福音書24章32~44節)

・祈祷  阿部正伴部担当主事

ワイズソング・ワイズの信条

⦅来賓挨拶⦆

≪佐竹総主事より≫

『私たちが今日直面している平和への脅威に思いを馳せつつ、YMCAは「平和を作り出す人は幸いである」という聖句を胸に、現代を生きる人々、そして未来を担う子どもたちへ、平和という重要なメッセージを広く伝えていきたい。2024年に迎える横浜YMCAの140周年は、YMCA会員の方々の献身的な支援と協力の賜物である。ワイズメンズクラブとして、YMCAの理念を共有し、未来に向けてその組織を共に育んでいくことに力を注ぎたいと思う。

また、横浜YMCAと湘南・沖縄部の間で行われる「YMCA-Y’s協議会」も次回で100回目を迎える。これまでの協議は、両者の相互理解と協力の結果であり、私たちはこの伝統を引き継ぎ、共に成長しながら平和の創造に努めていきたいと考える。今後も皆様のご支援とご協力を心よりお願いしたい。』

≪山田公平東日本区理事より≫

『世界はミャンマー、ウクライナ、パレスチナの問題に直面しており、平和が脅かされ続けています。私たちはこれらの問題について考え、募金や様々な活動を通じて貢献してきた。しかし、状況は絶えず変化しており、私たちの対応も変わらざるを得ない。ワイズメンズクラブとして、どのように進むべきかを常に問い直す必要がある。

今日の部大会での議論、特にウクライナとそこからの避難民への支援活動に関する話は、私たちにとって重要な課題である。このような議論は、私たちが自らの活動を見直し、より良い方向に進むための重要な機会を提供してくれた。

この部大会が湘南・沖縄部の活動をさらに充実させるきっかけとなることを願っている。特に、これからのミュージカルは、ワイズ運動に新しい考え方をもたらし、私たちに新たな気づきを与える機会となるでしょう。皆様の積極的な参加と支援をお願いしたい。』

≪参加者紹介があった≫


≪第27回東日本区大会 十勝・帯広市大会〈2024年6月1日〉のアピールがあった≫

【第三部】アトラクション15:30~15:45

① 紹介:小松仲史湘南・沖縄部直前部長

★ 湘南・沖縄部では新しいクラブ創設の一環として、青少年のための居場所づくりを目的にミュージカルに基づく活動を開始した。これは、ミュージカルの本場ニューヨークで活躍していた竹田美奈子さんを中心に、同じ志を持つ有志によって進められている。

★ 竹田美奈子さんは、ニューヨークで中学生や高校生を対象にミュージカルを通じた教育活動を行っていた。特に、学校に通いづらい環境にある子どもたちや、特別な支援が必要な子どもたちを対象に、彼らが世界へ羽ばたくためのサポートをしていた。この活動はYMCAの理念にも通じるもので、今回のプロジェクトに結びついた。

② 横浜クリエイティブアーツによるミニミュージカル

★ 竹田美奈子さんのメッセージ

『通常2時間半の演目を、今回は時間の制約上、短縮バージョンでお届けする。しかし、私たちが伝えたいエッセンスはしっかりと含まれているので、楽しんでいただければと思う。』

★ 演目は「ディア・エバン・ハンセン」。制作・ピアノ・監督は竹田美奈子さんが務め、演者には居林有里、田中怜緒直、十市浩司、小田切良樹、麻田燿子、鈴木杏菜、鈴木里音が名を連ねます。パーカッションは斉木駿、ギターは平林慶伸、PAは後藤洋平が担当する。

★この演目は、青少年の孤独感やアイデンティティの探求を描いた現代のミュージカル。

主人公のエヴァン・ハンセンは、高校生である彼の葛藤と、偶発的な嘘が引き起こす予期せぬ出来事を通じて、人々とのつながりの重要性を学ぶ。青少年が経験する共通の問題を表現することで、異文化間の共感と理解を促進し、多様性と異なる視点を尊重するメッセージも含まれており、国際交流のための良い枠組みを提供している。

【最後に】

上記の三部構成にて、湘南・沖縄部大会は無事に幕を閉じました。この大会は、深い洞察を提供する講演、創造的なアイデアの共有、そして心を動かすアトラクションで満たされた有意義な時間となりました。私たちは、今回の大会で得られた学びと経験を活かし、今後の活動に積極的に取り組んでいく所存です。参加者の皆様の貴重な意見とサポートに感謝いたします。

第26回横浜YMCAインターナチョナル・チャリティーラン

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