ワイズメンズクラブとは

ワイズメンズクラブは、キリスト教を基盤として青少年の健全育成を目指すYMCAを愛する人たちの楽しい交わりと学びの場であり、YMCAの活動を支援することを第一の目的として、地域・国際社会に奉仕する国際的なボランティア団体です。

ワイズメンズクラブは1922年に Paul William Alexander 氏によって米国オハイオ州で誕生して以来、世界各国で数々の奉仕活動を展開してきました。日本では1932年6月に日本区が設立され、60数年の歴史を誇っています。現在、日本では154クラブ約2,900名が、世界では1,500クラブ30,000名の会員が様々な活動を展開しています。

日本には、大阪YMCAの主事・奈良伝によって紹介され、1928年に最初のクラブである大阪クラブが設立し、国際協会に加盟しました。その後神戸、横浜、東京など大都市に結成され、「日本区」を組織して相互の交流を深めながら活動を展開しました。

1959年にはアジア地域大会を東京で開催し、日本のワイズメンズクラブの組織力は海外でも認められ始めました。

以後、日本の復興、経済成長の中で日本のワイズメンズクラブの発展しました。国際協会が行う各種プロジェクトに対して経済的な貢献をするとともに、熱海、京都で国際大会を開催、3人の国際会長を出すなど、人的貢献も評価され、様々な面での期待が強まっています。国内クラブ数も、1997年には140クラブとなり、一層の発展を計るために「東日本区」「西日本区」に再編成し、今日に至っています。

「ワイズメンズクラブ国際協会は、イエスキリストの教えに基づき、相互理解と 敬愛の思いに結ばれて、あらゆる信仰の人々が宗教信条の相違を越えて、ともに 働く世界的友好団体であり、YMCAに対する忠誠心をともにしつつ、活発な 奉仕活動を通じてリーダーシップを開発し、助長し、提供して、全人類の為より よい世界を築くべく尽力するものである。」

  • 個人的にもまた協同のわざとしても、その奉仕活動を通じてYMCAの活動を支援する。
  • その他ワイズメンにふさわしい団体を支援する。
  • 地域社会や国際的な問題にかかわり、一党一派に偏しない正義をたえず追求する。
  • 宗教・社会・経済・地域・国際などの諸問題について会員を啓発し、これに積極的に参加連帯させる。
  • 健全な交友関係をつくり出す