第 26 回東日本区大会開催(甲府にて)

第 26 回東日本区大会は、甲府21クラブをホストとして、6月3日・4日、山梨県甲府市近郊にある APIO 甲府で、前日の大雨で交通機関が乱れる中、約300名の参加者を得て盛大に開催された。テーマは「かふふ・く」。その意味は「甲府・来(甲府に来て、幸せになってもらう)」である。コロナ危機の影響もあって、久々の4年ぶりとなるリアル(対面式)の東日本区大会となった。

(湘南・沖縄部からの参加者)

(1) 【6月3日(土)】

(13:15)【オープニングセレモニー】

オープニングセレモニーは、山梨英和高校聖歌隊・ハンドベルの美しい演奏であった

(13:35)【バナーセレモニー】最初のプログラムは「バナーセレモニー」

東日本区の佐藤重良理事を先頭に、7部の各部長及び59クラブの代表者が、各部およびクラブ旗を掲げてステージに整列する姿は正に壮観で、湘南・沖縄部は小松仲史部長(厚木)を先頭に古賀健一郎横浜クラブ会長と続いた。


(14:00~14:15)【開会宣言・開会点鐘。聖書朗読・祈祷、歓迎の祝辞、来賓祝辞】

佐藤東日本区理事の開会宣言・点鐘にはじまり、来賓の樋口雄一 甲府市長、田口努日本 YMCA 同盟総主事、利根川恵子アジア太平洋地域次期会長、及び、田上正西日本区理事の皆様から祝辞をいただいた。

(14:35~15:10)【メモリアルアワー】

年度内に永眠された13人の方々を偲ぶひと時、「メモリアルアワー」。心に響くナレーションに、それぞれの方々のワイズでのお働きに耳を傾け、黙祷を捧げることができたことは感謝であった。今年2月急逝された日下部美幸ワイズ(鎌倉クラブ)も含まれていた。

(15:15~16:20)【理事報告、代議員会布告、部長報告、事業主任報告、ワイズメネット報告】

佐藤理事より今年度の区総括としての理事報告、長谷川代議員会議長の代議員会報告と続き、7部長、区事業主任、及び、ワイズメネット委員長の年度締めくくりの報告があった。

(16:30~17:25)【石丸謙二郎さん講演】

今大会の講演は「世界の車窓から」(テレビ朝日系)ナレーション担当(2016年から1万回達成)の石丸謙二郎氏。下記は<彼の紹介のメッセージから>

「わたしは、ワイズメンのボランティアに対する考え方が、非常に自分の普段の考え方に近いものだと思える。常日頃から、こうすれば人は気持ちよく過ごせるだろうとか、他人の家までも掃除してあげるとか、してあげたい気持ちばかりが浮かんでくる。特に山や海で遊ぶことの多い私で、一人ではできない事ばかり。そんな時、みんなの手を借り、みんなで何かを成し遂げる事に喜びを感じている。おそらく子どもの頃に、大分県の田舎で育ち、多くの人から、「してあげたい精神」を学んだと思う。」

(17:30~18:25) 【ユースアワー】

「ユース活動報告」「松本クラブ支援留学生報告」があり、ワイズメンとしての

YMCA支援の大切さが伝わってきた。

(18:45~20:30)【晩 餐 会】

多くの参加者が大変楽しみしていた、初日のメインイベントの“晩餐会”。晩餐会はさまざまな食材での美味しい料理を賞味しながら、ステージでは楽しい出し物が披露され、参加者の皆様と、クラブ、部を超えて、大変楽しい歓談の時であった。

(写真は、晩餐会の同じテーブルにの東京江東、所沢、甲府21、長野、沼津、横浜クラブの方々)

★ワイズ入会のきっかけ、YMCAと協働のことなど、さまざまな話題で楽しくお話ができた。

アピールタイムとして、最初に第30回アジア太平洋地域大会 in 香港の大会、次に第27回西日本区大会のアピール、そして熱海クラブのチャーター60周年記念例会、そして 第27回東日本区大会(十勝)のアピールがあった。

(2) 【6月4日(日)】

二日目の6月4日は、前日とは打って変わって、大変良い天気になった。

(8:15~8:55)【日曜礼拝】

説教「復活の主との出会い」(宍戸俊介牧師(愛宕町教会牧師)

使徒言行録9:1~5、第一コリント15:3~8

宍戸牧師は、「ここまでキリスト信者を迫害しキリストに敵対してきたサウロは、生きておられる復活の主に出会い、徹底的に打ち砕かれた。人間の命を奪ってまで貫こうとしていた傲慢不遜な人間は、生けるキリストによって打ちのめされ、新しく生まれ変わる道がサウロに備えらえた。サウロは目を開かれ、キリストによって導かれる信仰の世界に生きる人間へと変わっていった。皆様の今日の会の上に、これからのそれぞれのお働きの上に、主が共に歩んで下さり、み言葉が語りかけられ、主の憐みと慈しみが豊かに与えられ支えられますように…」とお祈りされた。

(09:00~09:50)【表彰式】(事業表彰、奈良傅賞、理事表彰)

2022~2023年度東日本区表彰では、横浜つづきワイズメン&ウィメンズクラブが、理事表彰として、「最優秀クラブ賞」を受賞した。

湘南・沖縄部の仲間として、心からお祝い申し上げたい。

(活動内容)

TKB(ツヅキ・カワイイ・バーチャンズお仕事会)の高齢者施設と保育所へのお誕生日カードのお届け/ウクライナ避難民の方方々への手編みマフラーの送付/You&Iコンサートの再開など…。

(09:55~11:06)【理事就任式・引継ぎ式、役員引継ぎ式】

理事就任式・引継ぎ式そして役員等の引継ぎ式と、司式者の利根川アジア太平洋地域会長代理および司会の宮内友弥(元)理事の進行が、滞りなく厳粛に遂行された。

(11:10~11:40) 【閉会式】

閉会式では、佐藤理事の締めくくりのご挨拶をお聴きした。「未来に向けて今すぐ行動しよう」そして「誰かのために奉仕して 自分のための楽しいクラブライフを!」との主題とスローガンを、この一年間着実に実行されたそのご尽力に、深く感謝の意を表したい。

大会旗が、甲府 21 クラブから十勝クラブへ引き継がれ、東日本区大会の幕を閉じた。

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(11:45~17:30)

【オプションプログラムとしてエクスカ―ション(観光)コースのⒷコースを筆者選択】

≪勝沼ワイナリー(昼食・バーベキュー)~武田信玄菩提寺・恵林寺~桔梗信玄餅工場≫

”甲斐の国を巡る”Bコースで、(私が)最大の関心をもって訪れた恵林寺。

武田信玄の菩提寺の恵林寺。特に三門に掲げられた快川和尚の遺偈「安禅不必須山水、滅却心頭火自涼」に深い歴史の重みを感じた。

一方で温かみのあるワイズの皆様の笑顔の写真は、まさしく”ナイスショット”であった。


【最後に】

(前述した)プライベートでは多趣味な石丸謙二郎氏。65歳から始めた墨絵、ピアノ…も新たな日々の楽しみに加わっている。「NEVER TOO LATE!」(何事も遅すぎることはない!)の言葉を講演で強調された。

佐藤重良日本区理事が2022年度のスローガンで掲げられた「誰かのために奉仕して、自分のための楽しいクラブライフを!」をしっかり心に留めながら、ワイズの楽しく、豊かな交わりを通して、皆で協力し合って、一つ一つの小さな行動の積み重ねから、“心豊かな平和な社会”を築いていきたいと思う。今からでもNEVER TOO LATE!

そして、佐藤理事の【皆様、ようこそ 甲斐の国へ】のメッセ―ジの最後に記された「来た 甲斐が、あったね。」の言葉に、「まさしく、そう実感しました!」との感想をもって、本報告を終えたい。