「横浜YMCA学院専門学校 日本語学科 2022年度 後期卒業・修了式」は、2023年3月16日(木) 10時から、横浜中央YMCAのチャペルで開かれた。(YouTubeライブ配信も併用)
➀ 黙祷をもって会が始まり、横浜YMCAスタッフの山下忠司さんの司会のもと、
2022年度横浜YMCA基本聖句が読まれた。「恵みの業をもたらす種を蒔け 愛の実りを刈り入れよ。新しい土地を耕せ。」(ホセア書10章12節)
② 青木英幸横浜YMCA学院専門学校校長からの激励のメッセージ。
「コロナ禍にあって、オンライン授業、対面授業などいろいろな方法で勉強してきました。それぞれの学びの中で、皆さんの日本語の語学力は、入学した時と比べ向上できたと信じております。ここで学んだ仲間たち、先生たち、YMCAで出会った多くの関係者の方々とのつながり大切にしながら、今後も過ごしていって下さい。よろしくお願います」と言葉と祈りをもって卒業生へのはなむけとした。
➂ 古賀健一郎横浜ワイズメンズクラブ会長のらのお祝いのメッセージ。
「日本語学科、ご卒業・ご修了おめでとうございます。
コロナ禍、さらには平和が脅かされている厳しい現実において、皆様は、日本語学科での学びを通して、国籍や民族などの異なる人々との交流を通して、互いの仲間が共に支えあい、友情をさらに深めてこられたと思います。皆様にとって、こうした喜びと楽しさをもった学びは。貴重な経験であり大きな財産です。
私は日本人というより『地球市民』です。みんなで手を取りあって、平和を創り出す私たちでありたいと思います。
さあ、皆様、これからは自分の『夢』に、また、新しい目標に向かって、大いに頑張ってください。私たちみんなが、心から応援しております。」
➃日本語学科の入江香寿美さんより29名の卒業生が紹介された。
そして、YMCAが運営するYMCAパヤオセンターからのパヤオクラフト(ペンケース)が卒業生に贈られ、「卒業後も、このペンケースを使って、(友達、先生や関係者との交流を含め)YMCAでの生活のことを思い出してほしい」と言葉を添えられた。
(備考)
パヤオクラフト(PHAYAO CRAFT)とは、タイ王国北部にあるYMCAパヤオセンターが貧困撲滅プロジェクトの一環として製造する手工芸品。YMCAパヤオセンターは児童保護施設。貧困のために教育が受けられない子どもや人身売買の対象になる可能性がある子どもを保護。子どもたちはセンターで教育の機会を得て、自立のための知識や技術を習得。
➄ 8名の皆勤賞(1時間も休まず授業に出席した学生)と精勤賞の表彰があった。
また、(神川県専修学校各種学校協会横浜支部主催、神奈川新聞社など後援)の外国人留学生による日本語スピーチコンテストの参加の学生が表彰された。
讃美歌 465番(讃美歌21)の後、黙祷をもって、会が閉じられた。
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【日本語学科でチューターとしてお働きがあり、会場に駆けつけ卒業をお祝いした横浜クラブの方々から…】
(秋元美晴ワイズ)
「グ ビンさんは、中国の天津から息子さんと二人で5月に来日。チューター活動を始めた頃は、高校生の息子さんのことをとても心配されていた。一方、私は中国に帰った元ゼミ生の結婚式のお祝いの言葉や送金の額や方法など、いろいろ教えてもらいました。毎回、とても楽しいチューター活動でした。」
(古田和彦ワイズ)
「ダットさんは、ヴェトナムの方で、昨年5月に来日。先に奥さんが横浜国大大学院に留学生として来られ、横浜国大留学生寮に奥さんと共に住んでいる。ヴェトナムで大学卒業後建築関係の仕事をしておられたが、日本語を身に付けて日系企業で働きたいと思っているそうです。」
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尚、本日の日本語学科の卒業・修了式は、『横浜クラブ3月例会』を兼ねた。