横浜中央YMCAキックオフミーティング

2023年4月3日(月) 16時  横浜中央YMCAキックオフミーティングが横浜中央YMCA9階チャペル及びオンライン形式にて開かれた。

横浜中央YMCAの2023年度の新たなスタートにあたって、保育園、健康教育、専門学校、高齢者、アフタースクール、語学教育、オルタナティブの各事業の第一線で活躍されている若手職員の方々を中心に、それぞれの方々のさらなる連携を図る為に集まり、ワイズメンズクラブの立場で出席した私にとっても、豊かな交わりの時となった。

最初に、横浜中央YMCAの長田光玄長が所信を述べられた。

2023年度開始にあたって、【(横浜YMCA創立150周年に向けた) 横浜YMCA VISION 2034に基づく活動方針】として①すべての子ども豊かな成長を支える機会とその環境作りの為に②子育て子育ちを地域で支える為に➂すべての人の健康づくりを支える機会とその環境作り④一人ひとりのライフステージを地域で支える為に➄積極的に社会参画するユース世代の人材育成の為に(YMCAでの“ユース”は35歳以下を呼ぶ)⑥ユースの、ユースのための、ユースによる活動支援の為(ユースが育成から活躍していく場所作りユースカンファレンス”の動き)⑦持続可能な社会、人々が共生する社会の実現の為に(SDGsなど、私たちが環境に対して、何ができるかを考える)⑧社会課題を共に担うパートナーとの連携を強める為に(地域の方々と共にYMCAが考えている運動をどう展開していくか)。

上記の8つのゴールと24の重点項目がある。各事業に携わっている方々が共有し、責任者と確認し合って、目標を実行してほしい。

また、“働く”ことをどうとらえるか?➀YMCAにとって関係の深いキーワード「こども」「家庭」「地域」「ボランティア」に対して、どういうことをYMCAがやっていくべきか考えていく。②「“プロ”意識」「“公益”財団法人横浜YMCA」(“公益”の意味を理解)「(仕事での)“成功”体験」「キリスト教」(キリスト教の教えをもって“他者への思いやり”を大切に)のキーワードも意識して、仕事にあたってほしいとの考えを示された。

この後、「トーク・フォークダンス」の企画があった。踊りではなく、フォークダンスのように、どんどん相手を変えて対話をする方法。円を描くように並べられた椅子の向かい側に、同じようにその椅子と向かい合わせになるよう、もう1周円形に椅子が並べられ、人々はそこに向かい合わせで座り、1分間ずつ対話をしたら、外側に座った人だけ左にずれていく。こうすると、どんどん新しい人と会話していくので、多くの人とコミュニケーションがとれ、たった1分とはいえ、お題(好きな食べ物、趣味 仕事のやりがい…等)が与えられて、老若男女が語り合い大変盛り上がった。

単なる交流を超えて、相手を知り、またそれぞれの相手との違いを理解しあった。

さらに、“他者を受け入れる、違いを受け入れながら”一緒に何かできることを見出したい。こうした交わりから“新たなYMCAの創造”を予感させる企画だった。